はじめてのSpringOne 体調不良からの病院編

12/3(日)・4(月)の2日間は、プレカンファレンストレーニングを受講する予定だったのですが、ここでもまたトラブル発生で、体調を崩し病院に行くことになってしまいました。(体調はすでに回復しています)

ある意味なかなか貴重な体験をしましたので、これから海外カンファレンスに行きたい方の参考のためにまとめておこうと思います。

サンフランシスコ到着初日の12/2(土)から、要点を時系列で書いていきます。

時系列

12/2(土) AM11:30

サンフランシスコ到着。飛行機での睡眠時間は2時間弱。ハイになっているからか、あまり眠気は感じなかった。この時は特に体調不良は感じなかった。

12/2(土) PM06:00

晩ごはん。ステーキを食べたくらいなので、この時も体調不良は感じず。

12/2(土) PM10:00

早めに就寝。ちょっと部屋が乾燥してるなーとは思っていた。

12/2(土) PM11:00

1時間ほどで目が覚める。部屋の乾燥のせいか、喉がイガイガした。もう一度寝てみる。

12/3(日) AM12:00

また1時間ほどで目が覚める。喉のイガイガが増した。もう一度寝てみようとしても眠れず。

部屋の乾燥がひどいので、フロントに電話して加湿器が無いか聞いてみたが、無いとの回答。

うーん、日本のホテルだとだいたい貸してくれるんだけどな・・・😅

バスタブにお湯を溜めてバスルームのドアを開けっ放しにするなど、思いつく限りの対策を行う。

12/3(日) AM05:00

多分この時間くらいに寝落ち。

12/3(日) AM07:00

スマホの目覚ましで起きる。喉のイガイガがめちゃくちゃ酷くなっていた。

手がとても冷たかった。

12/3(日) AM09:00

少ししんどさもあったが、予定通りSpringOne会場に向かい、プレカンファレンストレーニングを受講開始。

12/3(日) AM09:30

喉の痛みのほか、動悸・息苦しさ・微熱を感じ始める。内容が頭に入ってこない。(英語なのもあるけど)

12/3(日) AM10:30

体調がついに限界を迎える。周りの方に迷惑をかけるわけにもいかないので、同じ部屋にいたPivotalのスタッフの方に事情を説明し、泣く泣く途中退出。

歩いてホテルに戻る。(徒歩10分くらい)

12/3(日) PM12:00

少しホテルで休憩した後、コンシェルジュに「お医者さんを紹介してほしい」と相談。

日曜日なので開いてるかな・・・と心配していたが、近くに開いている病院があるとのこと。

コンシェルジュが病院に電話してくれた。自分は英語に自身がないと伝えたら、代わりに自分の症状などを伝えてくれた。マジ感謝。

自分からが「微熱(I have a slight fever)」「喉の痛み(I have a sore throat*1)」

今すぐ行けるとのことだったので、予約を取ってくれた。徒歩で2-3分の病院へGO。

12/3(日) PM12:30

病院へ。身分証明書としてパスポートを受付で見せる*2

受付票に名前・住所・簡単な症状を書く。

最初は看護師さん?による検査。そのあとお医者さんによる触診など。

お医者さんの英語は速いし単語が難しいので理解に苦労したけど、必要に応じてGoogle翻訳を使ってくれた。

こちらも、分からない医療用語(「普段からじんましんの薬を飲んでいます」とか)はGoogle翻訳を使って伝えた。

感染症などではなく、乾燥による喉の痛みとのこと。

薬を2種類もらい、ホテルへ戻る。(この時、たしかPM02:00くらい)

ちなみに、日本と違って薬局でもらう方式ではなく、病院で直接薬をくれた。

診療費+薬代で約300ドル。保険効かないので高いですが、旅行保険に入っていれば後日精算可能、なはず。

12/3(日) PM02:30

遅くなったけどお昼ごはん。

ホテルの近くはハンバーガーやピザやステーキのお店ばかり。体調悪いし喉も痛いし、そんなん食うてられん。

そこで、近くのスーパーマーケット「Walgreens」へ。サンドイッチやSushi(敢えて寿司とは書かない)もあるので病人にも優しい。

マグロ+アボカドの巻きSushi、カットフルーツのマンゴーやパイナップル、ヨーグルト、100%オレンジジュース、そして大量のミネラルウォーターを買い込む。

リュックには入り切らないのでレジ袋を所望。(「May I have one shopping bag?」で通じます)

部屋に戻ってSushiをmgmg。もらった薬を飲む。

日本から持ってきたカップ味噌汁も作ったが、沸かしたお湯がぬるくて美味しくなかった。

12/3(日) PM04:00

夜寝ることを考えると、加湿器は必須だった。

しんどさはあるが、近くに家電量販店があるか検索し、加湿器を買いに行くことを決意。

Google Mapで「サンフランシスコ 家電量販店」で検索すると、近くに「RazerStrore」と「Target Open House」の計2件がヒット。

やや近かったRazerHouseから行ってみた。ゲーム機しか置いてなかった。。。

次にTarget Open House(Mosconeのすぐ近く)へ。家電量販店というよりはホームセンターに近いかな?でも家電もそこそこ置いている。

店がメチャ広くて探すのに苦労したが、店員さんに「Where can I get a humidifier*3?」と聞きつつ見つけてゲット。値段は58ドルと安くはないが、命には換えられなかった。

12/3(日) PM05:00

ホテルへ戻って加湿器を設置。パワーが強い方を買ったので、これで十分そうだ。

12/3(日) PM07:00

晩ごはんは、近くの日本料理レストランで鍋焼きうどん。日本の鍋焼きうどんの再現性高し。

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12/3(日) PM09:00

寒気がする。これは熱が上がる予兆だ。

実際、しばらくすると逆に熱くなってきた。

12/3(日) PM10:00

不安を感じつつ就寝。

12/3(日) PM11:00

1時間で目が覚める。案の定、熱がメチャクチャ上がっている感じがする。

フロントに電話して体温計を所望するも「無い」との回答。ええい使えん。

ロキソニンなど日本から持ってきた市販薬はあるが、敢えて使わなかった。

自分の理解では、熱は勝手に上がるものではなく、何らかの理由があって自分の体が自ら熱を上げている(細菌を殺すとか)ので、解熱剤はあまり多用すべきでないと思ったからだ。あまりに長時間続くようだったらロキソニンを使おうと決めた。

2時間くらい、身体が冷めないように布団をかけながらネットサーフィンしつつ過ごしていると、だんだん汗をかくようになり、それに伴って熱が下がってきた。

頭もかなりボーッとしてたが、徐々にハッキリしてきた。

12/4(月) AM02:00

だいぶしんどさも軽くなってきたので、もう一度就寝。何回か起きたけど、そこそこ眠れた。

12/4(月) AM07:30

起床。喉の痛みはまだあるが、加湿器のおかげでだいぶマシになった。

だるさも少し残っているので、今日のプレカンファレンストレーニングも欠席した。無念・・・。

また、夜は前夜祭的なパーティーがあるのですが、これも欠席しました。

今日はWalgreensへの買い物以外はずっとホテルに居て、今に至ります。

ポイント

旅行保険大事!

健康保険が効かないので、医療費はメチャ高くなります。それを後日でも生産できるのは本当にありがたいです。

睡眠大事!

実は、緊張からか出発前日や飛行機内では、あまり眠れませんでした。

後々になってダメージが来ることがあるので、サプリメントや市販の睡眠薬などを活用すると良いかもしれません。

加湿器大事!

サンフランシスコは本当に乾燥しています。ホテルの部屋は空調の関係上、より乾燥しやすいです。

日本から持ってこれるなら、持ってくるべきと思います。しかも、なるべくパワーが強いやつ。

早めに誰かに相談を!

英語の不安もあるかと思いますが、ホテルのスタッフのどなたかにとにかく相談しましょう。何らかの対応はしてくれるはずです。

(僕のホテルの深夜担当フロントは本当に使えなかったけど・・・)

あとは、旅行保険に日本語OKの連絡先とかもあるはずなので、それを必ず確認しましょう。

Walgreens最強

食料品はなんでも揃っています。

Target Open House最強

日用品から家電までなんでも揃っています。

インターネッツ最強

Google翻訳Google Mapにはお世話になりました。スマホWiFi無かったら・・・と思うとゾッとします。

堂島庵最強

日本食を、けっこう違和感ない感じで提供してくれます。スタッフには日本語を話せる(というか日本人っぽい)方もいらっしゃいます。

100%オレンジジュース最強

米国のジュースって甘ったるいものが多いですが、100%オレンジジュースなら日本とほぼ同じです。日本でもおなじみのブランドも多いし。

最後に

会社の出張で来てるのに・・・という申し訳なさと、海外で体調を崩してしまったことへの不安と、周りに誰もいない心細さで、潰されそうになりました。

30すぎのOssanな僕ですが、一瞬本気で泣きそうになりました。

明日から、カンファレンスの本番です。体調を見ながら、休憩しつつ参加していきます。

*1:実は最初、自分は間違えて「throatache」と言ったんだけど、コンシェルジュが正しく「sore throat」と言い換えてくれた

*2:病院に限らず、クレジットカードを使うときなど「IDを見せてください」と言われることは多いので、パスポートは常時携帯必須

*3:ヒューミディファイアー。アクセントは「ミ」