Cloud Foundryワークショップに参加してきました! #cfws
2016-04-05(火)に開催された、Pivotalさん主催のCloud Foundryワークショップに参加してきました!
クラウド関連のことはあまり知識がないので、クラウドの世界ってどんなものなんだろう?ということ知りたかったというのが動機です。
講師は@makingさん。冒頭は、3月のJJUGナイトセミナーの資料でCloud Foundryの概要説明でした。
理解できた範囲で要約すると、
- IaaS上にPaaSを構築・管理するためのソフトウェア群
- Pivotal社単独ではなく、「Cloud Foundry Foundation」という団体が仕様を策定している
- Pivotal Web Servicesは、AWS上にCloud FoundryでPaaSを構築済みのもの。アカウントを作成すればすぐに利用できる
- PCF Devは、ローカルPC上にCloud Foundry環境を構築するもの
- Cloud Foundry上へのアプリケーションのデプロイなどは、CLIツールをインストールして
cf
コマンドで行う
その他、Cloud Foundry内部の仕組みや、Blue-Green Deployなどの説明もありました。 (なんか理解が間違ってたらツッコミください・・・)
その後、下記の資料でハンズオン。
GitHub - Pivotal-Japan/cf-workshop: Cloud Foundry Workshop
Cloud Foundryワークショップ資料 - Qiita
(上記のGitHubとQiitaは、両方同じ資料です)
特に印象深かったのは、「5. スケールアウト」と「7. Blue-Greenデプロイ」です。
例えば、より多くのクライアントに対応するためにインスタンス数を増やして負荷分散したいという場合は、ローカルPCから下記のコマンドを叩くだけ。
$ cf scale -i 4 hello-redis-tada
上記だとインスタンス数が4になります。かかった時間も、ものの数秒でした。で、ロードバランシングとかはCloud Foundry内のRouterがよろしくやってくれる、と。
Blue-Greenデプロイは、名前だけは聞いたことがあったものの、どんなものかはよく知りませんでした。
新しいバージョンのアプリケーションをデプロイする際に、ダウン時間をなるべくゼロに近づけるための手法だと理解しました。
これも、Cloud Foundryを使えば非常に簡単ですね。
「クラウドって実際に触ったことがない」という人にはとてもオススメのワークショップです!
これから何回か開催予定ということなので、是非参加してみてはいかがでしょうか。
ハンズオンはボリュームがそこそこありますので、当日は余裕を持って話を聞きたいという方は「3. 簡単なアプリケーションをデプロイ」くらいまでは事前に予習しておくといいかもしれません。